2018 International Challenge June使用PT ラティランドハッサム改 PJCS診断PT 【最終1759】7位
こんにちはジャパンカップおしくも20人くらい上にいてあがれなかったフロッゼです。
今回はジャパンカップで使用したラティベースの構築を煮詰めようと考えていたところ、ジャパンカップ中に サントスさん、ライバロリさんにパーティ診断してもらえる企画があり、まぁ無理だろうとおもいつつ応募してみることに。
キタ
有名な実況者に診断され興奮しつつもしっかりと診断された要点をまとめてみると
・サントスさん意見
バンギラス(多分悪タイプ全般)が重いため、格闘技を入れたい。(診断のパーティであればランドロス)
壁展開にマッチするため、ナットレイ→ハッサムに変更し、剣の舞を入れる。
・ライバロリさん意見
ラティの積み展開に壁は過剰であるため、コケコの枠が不安。
・森本さん意見
ラティアスにエレキシード
ラティアスナイトは必要?うーんなりたいんだったらしょうがないけど・・・
という意見でした。
特にライバロリさんの意見はごもっともで実際自分もほかの方に構築相談した際は壁を押されましたが、ラティには必要ないと突っぱねてました。
ある程度の意見を参考にし、
ランドロス→ばかぢからを採用。技スペースや、相手の後半の一掃に強力なこだわりスカーフをもたせた。
ナットレイ→ハッサムに変更し、つるぎの舞とばかぢからをいれ、サントスさん意見を存分に放り込んだポケモンに仕上げました。(ただし壁は抜いた)
雨パーティがきつくなったため、カプ・コケコ→水ロトムに変更。
水技をうけつつ、ナットレイその他物理ポケモンに安定して使用できる鬼火を採用しました。
以上の結果から出来上がったPTが上記の画像のパーティとなります。
成績としては
1日目 10-5(ツボラキや氷漬けが響く)
2日目 4-0(飲み会のため消化できず)
3日目 15-2(後半は安定したPTが多いため楽でした)
最終レートは1772でした。(ただし最終戦切断され、PGLの対戦履歴が更新されないため、多分1759になっちゃったかと思います。)
それぞれの個体解説になります。
今回のメインアタッカー&メインブロッカーのラティアスです。
素早さを準速ジャラランガ抜きまでに押さえ、極限まで特殊攻撃に対して硬くしたラティアスです。
素早さの種族値が110と比較的高めですが、この構成だとこごえる風や追い風をもらいやすく、Sをあげてもアドバンテージが稼げないため、このラインに抑えました。
技構成はシャドーボールが変更可能ですが、ここを変更すると、ギルガルド、クレセリア、メタグロス、カプテテフ等ラティが誘いやすいポケモンに一気に弱くなるため注意が必要です。
森本さんのラティアスナイト不要説も諸説ありますが、ほかにメガシンカをまわせるリターンが低い&素ラティだとさすがに火力がきつすぎるためメガシンカします。
JCS2018 使用構築 メガラティ鏡なしランド 【16-3 R1694】 - ウルトラサンムーンでもトリックルームがしたい!!
前回の記事でも紹介したが、クレセリアとの違いとしては
・初期状態でウツロイド、メガゲンガー、アーゴヨンなどのクレセリアじゃ一撃で落とせないポケモンに対して負荷をかけることができる。(アーゴのりゅうせいぐんやジャラランガのブレイジングも余裕で耐えます。)
また、めいそうを使用せずも削りにいける火力があるため、自身もサイクルに入っていける。(シードめいそうクレセリアの場合はめいそうを積むと引っ込みにくくなるため、一度引っ込むと優位性が低くなる。)
・じこさいせい、はねやすめと天候に依存しない回復技持ち。(ここでは自身の素早さがかなりアドバンテージになってくると思います。)
ギルガルドよりはやくめいそうを使用することができ、剣ギルガを確定で倒せる。
かなり文章で説明は難しく、使用すればかなりの耐久と安定感が実感できると思いますので、ぜひみなさん使いましょう。
PJCSでもめいそうクレセリア+めいそうレヒレが多く配信で映りましたが、クレセラティの共通点として、現状最もダブルバトルで使用率の多い悪/炎タイプのガオガエンに対して強烈なメタを仕込む必要性があります。
前回はマリルリでしたが、安定した耐久力と、コケコがいなくなりフィールド書き換え枠がいなくなったので採用しました。
あまり説明することもありませんが、第2の積みアタッカーとしては十分活躍できたと思います。
技は変更したい箇所はなく、アイテムはミズZでもよかったかもしれませんが、出し入れの多いパーティだと、回復木の実が安定しています。
雨パーティに安定して攻撃を受けることができ、鬼火を打てるポケモンを探したらこいつがいました。
結果的に重かったランドロスやメタグロス、ガオガエンに対して圧力をかけることができ、タイプ的にリザードンやカミツルギ等を呼び寄せてくれるため、ラティで無双する条件を整いやすくするポケモンでした。
カミルツギやナットレイは特に交代出しをしてくるため、鬼火がかなり刺さりました。
メガボーマンダも今の環境だとこいつに有効打がないため刺さりますね。
やけどの攻撃半減は急所被弾のリスクもかなり抑えられます。(当たり前)
レヒレ環境なので、実際どうなの?という疑問があると思いますが、実際そこまで困ったことはなく、当てたい相手にはしっかりと打つことができました。(そもそもレヒレグロスPTだとロトムに有効打が少ないためあまり初手選出はしてこない)
ただ、エレキネットはラティが多少早いため、素早さ変化技を入れようと無理やり採用したのが失敗でした。
ただでさえ威嚇が2体のため、まけんきやかちきが重いのですが、ロトムはウォーグルやミロカロスにも強いが、エレキネットにしたため、ミロカロスの発火に一役買ってしまう危険技でした。
多少はごまかしながら戦えましたが、やはり高レート帯のミロは無理でした。
オボンの実は発動機会は多かったものの、確定数をずらせたのはサンダーの10万ボルト程度だったため、下画像のようにエレキネット→10万ボルト
オボンのみ→デンキZ or ミズZにしたほうがよさそうだ。
ハッサムはサントスさんの意見を取り入れて採用したものの、正直な感想としてはダブルバトルでは非常に扱いにくいポケモンだと思います。
試合を重ねるにつれてある程度は慣れてきて、活躍できるケースを作ることができましたが、選出率が低いため、Zアイテム縛りでやってたような感覚でした。
ミロカロスが重くなった原因でもあり、鋼タイプとしての強さを引き出せなかったように思います。
とはいうものの、環境にほぼいないポケモンのため読まれにくく、カミルツギ、メガガルーラ、ガオガエン等を一撃で持っていけるカクトウZは強力でした。
シェアラッキーにも使えるかなと思ってましたが、天然スキスワを誘発するポケモンでしたので、そもそも意味なかったです。
テテフに対しても自分のPTにレヒレがいることから、レヒレ引きバレットを警戒し、
歪な行動を誘発させたこともありました。
この枠は変更前同様ナットレイでもよいのですが、カミツルギやツンデツンデなどを採用してみても面白いと思います。
5世代からラティと横の相性がよいポケモンかつ、不安な物理ポケモン、バンギラス全般に強いコマとして採用。
できるだけ序盤は無理をせず、威嚇をまわすことを意識して行動します。
ランド⇔ガエン⇔レヒレorロトムのサイクルが非常に強力で、ラティを常に横に置いた状態でも相手の火力のそぎ落としが可能であり、弱点がバラバラのため、なかなかサイクルを崩せない状態を作ります。
使用率的にはNo1の座を奪われましたが、やはり強い&理不尽なバランスを持っていると思います。
※ようきなのはいじっぱり個体が他の型で使用していたためしかたがなくです。
※チョッキ込みの実数値
ラティアスやレヒレと相性がよく、タイプ相性もよいのですんなり採用。
いかく回しとねこだましがほぼメインなので、火力は一切振らず、長持ちするようにしました。
ピンチベリーでも可ですが、さすがに使用率No1ポケモンのヘイトは高いため、
カクトウZきあいだま、ミズZ濁流、イワZパワージェム等余裕を持って耐えることができるとつげきチョッキ。
技構成も一般的なので、特に語ることはないですが、はたきおとす→DDラリアットにしてもよかったのかもしれません。
それか格闘技ですかね。火力がないためそこまで信用できる技はないですが・・・
選出パターン
・対雨パ ◎
ラティアスがめいそうを積んだ瞬間勝ちが決まります。
ロトムは初手以外はできるだけ大事に扱い、ナットに鬼火、ラグにドロポン等役割を残します。
ガエンは特にロトムとレヒレのサイクルで活躍します。水技も一発耐えてサイクル継続可。
多分1回も負けてないです。
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初手はガエンハッサム。バンギは相手パーティにいない場合はハッサムではなく、ロトムを選出することが多いです。
サンダー初手が多いため、ラティを後だしするのがほとんどです。
テテフはさすがにめいそうを簡単につめる相手ではないので、ガエンの攻撃等もあわせてシャドーボールで倒しにいきます。(フレドラ+シャドボで確定)
・ガルスタン ○(ミロがいた場合現状だと△)
いかく2枚構成でガルーラの火力をそぎにいきます。
相手にミロカロスがいた場合はランド→ハッサムで対応します。(できない)
・ジャラゲン(ゲンガエン)系統 ○(ピッピがいた場合×)
初手にゲンガーがきた場合は基本イージーですが、エルフーンがきた場合は
うそなきシャドボでラティが倒されてしまうので、引っ込むことが多いです。
また、ピッピ+ほろびのうたの解答がとりづらく、現状厳しいままです。
INCではラティをなめくさったゲンガーばかりだったので、大抵初手ターンで死んでいきました。
・カメツルギ ◎
チョッキじゃないツルギはめいそう1回つんだ時点でシャドボがかなり入るので問題なし。
・リザスタン ◎
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リザベースのパーティはほとんど負けませんでした。
リザXでドラゴン技飛んできたら泣いていいです。
・バンドリ ×
ロトムがデンキZであれば多少解決するが、バレル&ミロカロスの突破が困難。
・シェアラッキー ×
天然スキスワがない場合はみがわり壊してカクトウZ(剣舞2回以上)
ハッサムがナットレイの場合はやどりぎを左右で埋め込みたまごからしが現実的。
45戦で0~3戦程度しかあたらないためそこまで気を張る必要なし。
つらい技
・ステルスロック(ガエンはびこりすぎて、ダブルでもいよいよ実用性があるのでは?)
・ハイパーダーククラッシャー(強い)
・このゆびとまれ(いかりのこな)
全体技が少ないため、意外とこれだけでしんどい
雑感
まだまだ改良余地があるため、かなりお気に入りのパーティです。
診断してくださったサントスさんライバロリさん森本さんにも感謝いたします。
もしWCSでる方でこのパーティに興味があれば相談受け付けますので、気軽に声かけてください(そして僕の色ラティをナッシュビルに連れて行ってあげてください)